人気観光都市である札幌は、地下鉄やバスなど公共交通手段も発達しており、車なしでも十分に観光が楽しめます。車なしの札幌旅行におすすめの観光スポットと、おすすめスポットを全て徒歩&公共交通手段で巡る1泊2日モデルコースをご紹介します。
札幌市中心部の移動は徒歩、郊外の移動は地下鉄やバスの利用が便利
札幌市の中心部には、札幌市時計台や大通公園といった観光名所がいくつかあります。札幌駅から歩いて10分〜程度なので、地下鉄を利用するよりもかえって歩いたほうが早い場合も。なお中心部の観光スポットはどれも近接しているので、観光スポット間の移動は徒歩で問題ありません。
なお冬に雪がたくさん降る札幌では、広範囲に地下通路が張り巡らされています。これから紹介する観光名所もすべて地下通路で行けるので、時期によっては地下通路での移動がおすすめ。ちなみに地下なので夏でも涼しいですし、信号がない分、地上を移動するよりも早く目的地にたどり着けますよ。
一方、郊外の人気観光スポットも、地下鉄やバスといった公共交通手段で問題なく移動が可能です。ただし特にバスの場合は夏ダイヤ(4月〜11月)と冬ダイヤ(12月〜3月)で運行の本数が異なったり、あるいは夏ダイヤのみ運行という路線もあるため、事前に訪れる時期にあった時刻表や運行情報を確認しておきましょう。
それでは以下より札幌のおすすめ観光名所と、札幌駅を起点とした場合のアクセス方法をご紹介していきます。
おすすめ観光名所(1)【札幌市中心部】札幌市時計台
札幌を代表する観光名所であり、名建築としても知られる札幌市時計台。木造2階建ての洋風建築で、国の重要文化財に指定されています。正式名称は「札幌農学校演武場」といい、農学校生徒のために1878年に建設されました。
内部の見学も可能で、1階は旧札幌農学校の歴史と時計台建築にまつわる展示がされています。2階は明治時代の講堂を再現した空間で、実際に使われている時計の振り子の実寸大レプリカの展示も見られます。
札幌駅からの電車・徒歩でのアクセス方法
時計台までは札幌駅から歩いても10分ほど。天気の悪い日や雪の時期には、地下鉄南北線のさっぽろ駅〜大通駅まで続く地下歩行空間を利用するのが便利です。 時計台へは9番出口から地上に出て、徒歩2分ほどでたどり着けます。
地下鉄を利用する場合は、地下鉄南北線、東西線、東豊線大通駅のいずれからも徒歩5分ほどです。
札幌市時計台の基本情報
- 営業時間:8時45分〜17時10分(入館は17時まで)
- 定休日:1月1日〜1月3日
- 料金:大人200円、高校生以下無料