◆他の部分も徹底的に比較してみましょう

インナー
左:ユニクロ 右:ワークマン
 首元はどちらもラウンドネックになっています。ユニクロもワークマンも1cmほどのリブがあり、ワークマンはリブの上部に縫い目がありました。ユニクロの方がしっかりとした首周り、ワークマンは華奢な印象になります。

 サイズ感から見ても、ユニセックスな印象のユニクロに対して、ワークマンは女性向けのデザインだと感じます。

インナー
上:ユニクロ 下:ワークマン
 袖部分のリブは、どちらも同じ1cm程度ですが、ユニクロは縫い目1本で、ワークマンは2本。細かい部分にもいろいろな違いがありますね。

◆インナーに大切な生地の比較

インナー
左:ユニクロ 右:ワークマン
 インナーを選ぶ際には、肌に触れる部分の生地にこだわるという人も多いようです。ユニクロは、細かい裏起毛のような感じで触るとしっとりしています。ワークマンは、裏シャギーというだけあってふわふわとした感触でした。

 素材タグをみると、ユニクロはアクリル41%・ポリエステル37%・レーヨン18%、ポリウレタン4%で4種類の記事が使われているのに対し、ワークマンはポリエステル100%です。

インナー
左:ユニクロ 右:ワークマン
 ユニクロの通常のヒートテックの素材が、ポリエステル38%・アクリル20%、レーヨン20%。ポリウレタン12%。通常のヒートテックよりも、超極暖はポリエステルよりもアクリル素材が多く使われているようですね。

インナー
左:ユニクロ 右:ワークマン
 洗濯表記もチェック! 洗濯の仕方にも、素材の違いを感じました。

 ユニクロは、ワークマンが使えない酸素系と塩素系の漂白剤が使えます。しかし、ユニクロは、ワークマンができるドライクリーニングは不可。ワークマンは、ユニクロができない、ウエットクリーニングとアイロン掛けもできるようです。

◆筆者が着てみると

インナー
左:ユニクロ 右:ワークマン
 筆者が着てみました。着た瞬間に暖かく、心地が良いと感じたのはワークマン。毛布を着たように、一気に身体が暖かくなります。ユニクロも厚みがあって、着ていて全身が守られている安心感がありました。