オンラインマーケットプレイス「ARTerrace」は、11月5日(火)より、日本を代表する人間国宝や著名な工芸作家の新作40作品の取り扱いを開始した。
著名な工芸作家の作品を一挙取扱開始
「ARTerrace」は、偉大な作家たちの作品をどこからでも手に入れられる唯一無二のプラットフォーム。ブロックチェーン技術を駆使し、作品の真贋を保証することで、コレクターや愛好者が安心して作品を購入できる環境を提供している。
一次市場・二次市場の両方を含むエコシステムを構築し、これまで直接店舗に足を運ばなければ手に入らなかった作品を、オンラインで簡単に入手できる利便性を実現。その歴史と価値を広く発信するまたとない機会を届けている。
代表作品紹介
有田焼の名門である今泉家の十四代 今泉 今右衛門氏は、江戸時代より続く伝統を守り、現代の表現技術を融合させて新たな美を創造している。
紫綬褒章受章、色絵磁器において陶芸家としては最年少で人間国宝となった。日本伝統工芸展でも数々の賞を受賞し、作品は国内外で高い評価を得ている。
十四代 中里 太郎右衛門氏は、初代中里又七は肥前国唐津藩の御用焼物師の陶家。
桃山時代の古唐津を復興させた人間国宝・中里無庵氏を祖父に持つ。また、現代的な装飾で唐津に新たな方向性を示した、日本藝術院会員の中里逢庵氏が父親に当たる。
十四代 中里 太郎右衛門氏は、伝統を重んじつつも中国的な装飾や技法を加えた作風で新しいスタイルを模索。茶道文化に深い理解を持ち、国内外で展示会を開催するなど積極的に活動している。
萩野紀子氏は、重要無形文化財「鍛金」の保持者である故・関谷四郎氏に師事した、金工(鍛金)を代表する女性作家だ。
伝統技術に女性らしい繊細さと現代的な感性を取り入れた作品が特徴で、日本工芸会主催の展覧会で多くの賞を受賞。その美しい色合いと柔らかな形状が高く評価されている。