◆結婚相談所で、自分の市場価値の低さにがっかり
「アプリでたくさん『いいね』はいただけたのですが、プロフィールを確認してもどんな人か分かりませんし、きちんとしてそうな人なのにチャットでコミュニケーションが成立しない方もいて疲れてしまいました。結局、会わなければ相手のことは分からないんですよね。メッセージのやり取りがなく会えるというので、次は結婚相談所に登録したんです」と陽子さん。
ところが、マッチングアプリでは300件ほど「いいね」が来ていたのに、結婚相談所では申し込み(会ってみたいという意思表示)が20件程度でした。しかも10歳年上の男性も多く、自分の市場価値の低さにがっかりしたといいます。その中でも、比較的年齢が近い2人の男性からの申し込みを承諾しました。
◆お見合いで受けた「失礼な質問」に困り果てる
1人目は声が小さくて、何を言っているか聞き取れないことが多い男性でした。何度も聞き返すのも悪い気がして、全く話が盛り上がらないまま1時間ほど経過してお見合いを終えました。
2人目の男性は、積極的に陽子さんへ質問してくれる男性でした。ところが……
「なぜ結婚相談所に登録したのですか?」
「マッチングアプリでのメッセージのやり取りに疲れて……このままでは出会える気がしなくて。結婚相談所の方が信頼できるかなと思ったんです」
「私もマッチングアプリ使ってうまくいかなかったんですよ。陽子さんはこんなにきれいなのに、なぜこの年まで独身だったんですか?」
「え? なぜでしょうね」
こんな回答しづらい質問が続き、まるで面接のようで会話は盛り上がりませんでした。
うまくいかないばかりの婚活を続けても、まともな男性と出会える気しない。ということで、私のところへご相談にやってきました。
◆アラフォー以上になると“嫌じゃない男性”が貴重に
「普通の男性でいいのに、普通の男性がいないんです」