6日に行われたアースショット授賞式はYouTubeなどでライブ中継され、ハイディ・クルム、ウィニー・ハーロウなどセレブも出席。皇太子は、チャールズ国王が迎えた初の国賓としても知られるシリル・ラマポーザ大統領と対面し、笑顔でがっちり握手する写真はネット上でも大きな話題になった。
また、皇太子の洋服について、ダイアナ元妃同様、ファッションのお手本になってきていると話題に。授賞式では、ロンドンのヴィンテージショップで購入したブレザーと、今年のアースショット賞ファイナリストである「ピューリファイド・シューズ」というプラスチックを一切使わないスニーカーを着用。率先してサステナブルを取り入れた服装に注目が集まった。
皇太子にとって、アフリカは母の死を癒やし、またキャサリン妃にプロポーズした特別な地。思い入れについて、「幼い頃に訪れて以来、アフリカは私の人生において大きな部分を占めている。精神的にも環境的にも、人間的な面でも、深いつながりを感じるのです。訪れるたびに温かな歓迎を受け、日常の雑多を忘れ、自分らしくいられる」と語っていた。
今回の滞在中には、14年に英国王立財団と皇太子が立ち上げた、絶滅危惧種を野生生物の違法取引から守る「ユナイテッド・フォー・ワイルドライフ」のグローバルサミットも行われ、大忙しだったが、終始リラックスした表情だった。
「ウィリアムなら誰もが認める立派な国王になる」
今回の滞在中には、化学療法(抗がん剤治療)を完了しジム通いも再開したと伝えられているキャサリン妃の近況について「とても調子がよい」と言及し、「アースショット賞授賞式も(イギリスから)見て、応援してくれていると思う」と、にこやかにコメント。さらに今年は妃にとって大変な年になったと思いやる言葉を口にして、「素敵」「理想の夫」だとネット上の好感度がさらにアップした。
アフリカでの皇太子の姿を見て、ネット上では「皇太子の南アフリカ訪問は大成功に終わった」「ウィリアムなら誰もが認める立派な国王になる」といった称賛の声が続出。2024年は皇室にとって大変な一年だったが、皇太子のおかげで和やかな気持ちで終えられると感謝するコメントも多く書き込まれている。