どうやら、SixTONESが音楽フェスに出演するからといって、「今年もカウコンがない?」と心配する必要はなさそうだ。となれば、ファンとしてはカウコン開催の正式発表に期待していいだろう。
しかし、ファンの懸念はそれだけではない。先日、NHKが性加害問題の影響で新規起用を見送っていたSTARTO社のタレントの起用を再開すると発表し、大みそかの『紅白歌合戦』にいくつかのグループが出場するのではないかと話題になっている。
SixTONESは有力な出場候補とみられていたが、『紅白』はリハーサルなどで長時間拘束されることで有名で、アイドルグループの場合は歌の間の余興やバックダンサーに駆り出されることも多く、音楽フェスとの掛け持ちは厳しいのではとの見方がある。これについては、業界内で「STARTO社は全グループの紅白出場を辞退するつもりなのでは」との指摘があるようだ。
複数のメディアでSTARTO社とNHKが『紅白』出場をめぐり交渉を続けていると報じられているが、NHKは出場グループの数について「2組」が妥当と考え、STARTO社側は「3~4組」を希望していると伝えられた。数に開きがあり、交渉は難航しているという。また、NHKは最も視聴率の上昇が見込めるSnow Manの出場を要望しているというが、Snow Manは昨年同様に配信ライブを開催する予定で、出場を辞退する見込みだとも報道されている。
STARTO社とNHKの互いの要望がまったくかみ合っていない状況で、各グループの多くのメンバーが「ファンとの交流を優先させたい」という意向だともいわれているため、STARTO社が「今年は紅白出場を断念」という決断を下すのではないかと見る向きがある。
そうなると、STARTO系グループの大みそかは「カウコンと配信ライブ」という形になる可能性があるが、どちらも年越しカウントダウンありきのイベントなので「両立できるのか」という問題はある。カウコンの開催は十分にあり得るが、配信ライブや『紅白』がどうなるのかは読み切れない部分があり、ファンとしては今後の動向から目の離せない状況が続きそうだ。