彼は「慰めてうまくいくパターンきたか!?」とテンションが上がりつつも、とりあえず「どしたん?話聞こうか?」と返したそうです(これを聞いたときは、リアルにそれ言う人いるのか…と思いましたが)。

元カレ
実際にそのときのスクショを見せてもらったのですが、女性からの呟くようなメッセージが続いていました。文面はボカしますが、「元カレは、すごく男尊女卑な人で」「自分のことが絶対に正しいと思っていて」「私の言うことは全部否定してきた」「自分の考えを押し付けてきてばかりで」みたいなことが書かれていました。

それを見た彼は憤慨して、すぐに「何?その男。最低だね」と返信。そのあと女性から返ってきたのは、「おまえのことだよ」というひと言でした…!

◆その女性は、前の前の彼女だった

私はこの話を聞いたとき、鳥肌が立ったのを覚えています。どうやらその女性は彼の前の前の彼女で、写真は加工していて気付かなかったそうです。元カノとの思い出が強すぎて、その前の彼女のことはすっぽりと忘れていたのだとか。

今回の話はそうそうあることではないと思いますが、彼は結婚を急ぎすぎたり、マッチングアプリに力を入れすぎたりして盲目になってしまっている部分がありました。それに関しては誰にでもあり得ることかと思います。私も顔の良さに惑わされて失敗したアプリ経験はあるので…。

◆後にわかった、この男の本性

それにしても、女性側の報復の仕方に少し惚れ惚れしてしまいましたね。そしてこの彼ですが、この話を聞いているときすでに、私の恋人でした。のちに“最強のノンデリカシー男”として、夜の生活のことまで元カノと比べられ、別れることになるのですが。

それもあって、この女性が言っていたことはあながち間違いじゃないこともわかり、時系列はめちゃくちゃですがスカッとした思い出です。彼はもしかしたら、“自分が正しい”“自分は何も悪くない”と思っていて、結婚破棄になっても自分を顧みなかったのかもしれません。