「瑞巌寺」や「五大堂」など松島エリアの人気観光地を巡って「松島島巡り観光船」にも乗船し、松島近くの名所「鹽竈神社」と寿司激戦区の人気店「すし哲」にも訪れる、人気スポットをもれなく巡るおすすめモデルコースをご紹介します。
まずは塩釜湾を見渡す「鹽竈神社」へ
古くから東北鎮護・陸奥国一之宮として信仰をあつめてきた「塩釜神社」。地元の人々からは”しおがまさま”と親しまれています。表参道の石段は202段ありやや急勾配ですが、境内からは塩釜市街と塩釜湾を見渡す美しい景色を眺められます。
また桜の美しさでもよく知られており、天然記念物の”鹽竈桜”を愛でに、桜の季節にはとくに多くの参拝客が訪れます。
早めのランチは宮城県民が愛する「すし哲」へ
塩釜を訪れたなら、ぜひ食べたいのがお寿司。塩釜は寿司店の激戦区として知られており、なかでも「すし哲」は、宮城県民なら知らぬ人はいない有名店です。混雑必須なので、すし哲でランチをとるなら早めの時間の訪問がおすすめ。
初めて訪れる人の多くが注文する人気メニューが「すし哲物語」。3,980円で味わえる特上にぎりのセットで、どれも近海でとれた新鮮なネタで握っています。
午後は松島の人気スポット巡り
午後は松島へと移動して、「瑞巌寺」や「五大堂」、「円通院」に「福浦橋」といった人気の観光スポットをたっぷり巡りましょう。どのスポットも比較的近くにあるので、巡りやすい順番で訪れてみて。
また松島観光では欠かせない「松島島巡り観光船」にもぜひ乗船して、”日本三景”に数えられる松島の景色を海から堪能してみてください。
伊達政宗公の菩提寺「瑞巌寺」
天長5年(828年)に慈覚大師(じかくだいし)によって創建され、慶長14年(1609年)に伊達政宗公が約5年の歳月をかけて再建した菩提寺です。”平成の大修理”を経て2016年4月より拝観を再開した本堂は書院造りで、単層入母屋造本瓦葺の大きな屋根が壮観。本堂内では、煌びやかな襖絵がとくに見どころです。
松島のシンボル「五大堂」
瑞巌寺の境外仏堂である「五大堂」は、松島のシンボル的存在。大同2年(807年)に坂上田村麻呂が建立した毘沙門堂がはじまりといわれています。のちに大聖不動明王、東方降三世、西方大威徳、南方軍荼利、北方金剛夜叉の「五大明王像」を安置したことから「五大堂」と呼ばれるようになりました。御堂周辺からは松島湾の絶景を眺めることができ、また五大堂につながる「すかし橋」も見どころのひとつです。