作家の前田政二氏がヤラセ否定も、“公平な審査”は……

 26日付の「日刊スポーツ」で、前田氏は第3回大会の決勝戦の審査方法についてコメント。それによれば、審査員は100点満点で投票を行い、前田氏、岩橋、プラス・マイナスの兼光タカシの3人が同じコンビを1位にしたため、「これでよろしいですね」と確認し、山本市長も「了承したはず」だとか。

 さらに、前田氏は自身のXでも登場の状況を説明し、「総勢・25人くらいが見守る中で、集計係の職員が言ってくれたモノを僕が書記として書き出しながら公正に決めて行くので、山本市長の発言が全く分かりません」「ヤラセ発言は、山本市長の勘違いによるモノです」などと疑惑を否定している。

 前田氏の言うように山本市長の「勘違い」であれば、なぜ岩橋や市長が同大会に不信感を抱くようになったのか、その理由が気になるところ。

 また、岩橋は前述の通り「この大会はよしもとが主催してるからよしもと以外の芸人は優勝させんといてな」と言われたことを明かしていたが、この発言の有無が気になっているネットユーザーもお多い様子。

 というのも、岩橋がもし「吉本芸人を1位にしなければいけない」という認識で毎年審査員を務めていたとしたら、結果は変わらずとも“公平な審査”が行われていたとは言い難いからだ。

 『北河内新人お笑いコンクール』の過去の王者である9番街レトロ、生ファラオ、若葉のころにとっても気の毒な状況といえる同騒動。今年は延期や中止もありえるだけに、今後の展開に注目したい。