嫁姑がうまくいかないのは、姑にとっては“息子”を、嫁にとっては“夫”を自分のものにしたいという嫉妬心があるからなのかもしれません。
ここにも、嫁姑問題の悩みを抱えている女性が一人。都内在住の榊原真里さん(仮名・35歳)は、義実家の青森へ帰省したときの話を聞かせてくれました。
◆結婚後初めての帰省で
真里さんは結婚7年目の主婦。夫を育ててくれた義両親とは、できるだけ仲良くしたいと新婚当初から帰省の際は気を遣っていたそう。
「結婚してはじめての帰省では、義母に気に入られたくてなんでも手伝っていました。例えば、買い物や食器洗い、お風呂も私が洗って一番最後に入浴するなど、私が気付く範囲で、徹底的に良い嫁をやってきたつもりでした」
青森への帰省は年末年始とお盆の年2回。事前に都内の有名なお菓子を用意し、近所への手土産も完璧に用意、義母に何か言われる前に動くよう意識していたといいます。