「フジが撤退した理由は、一部メディアが報じたRIZINと反社会的勢力との関係が影響している。さらに、撤退直後の22年8月、地方市議の女性が詐欺で得た金をせっせとRIZINの運営資金として注ぎ込んでいたことが発覚、市議の女性は逮捕されたが……。フジの幹部や関係者は、先に縁を切ってよかったなどと胸をなで下ろしていたとか」(テレビ局関係者)
国内ナンバーワンの格闘技団体として、定期的にビッグマッチを開催するRIZIN。数多くの人気選手を抱え、彼らは巨額のファイトマネーやスポンサー収入を得るなど、華やかに見えるが実情はかなり厳しいようだ。
「銀行からの資金借り入れが難しいのか、今回の一件ではグレーな金で運営されていることが明らかになった。大会ごとに大きな収益は入るが、選手のファイトマネーや会場費などの支払いは莫大で、正直、内情は火の車という話も」(格闘技業界関係者)
佐賀大会は強豪外国人選手が来日できず、カード変更が強いられることになったが、チケットを購入したファンからは落胆の声があがるなど波乱含み。今後に暗雲が漂ってしまった格好だ――。