瀬戸内海に浮かぶ「小豆島」瀬戸内海の海の風景はもちろん、瀬戸内海の島で一番高い山（標高817m）「星ヶ城山」があり山の風景も楽しめる島です。今回は小豆島の魅力あふれるスポットを紹介します。
小豆島へのアクセス
瀬戸内海に浮かぶ島には本州や四国などと橋で結ばれている離島も多くありますが、「小豆島」へは海上交通（フェリーもしくは高速船）でのアクセスとなります。
小豆島内には5つの港があり、香川県の高松、兵庫県の神戸と姫路、岡山県の岡山と日生から渡る事ができます。
島内は広くてアップダウンもあるのでレンタカーなど車での移動がおすすめですが、高松や岡山からの船が入港する島内でも一番規模の大きい「土庄港」から、島内の観光スポットを巡ってくれる周遊バスも運行されています。
小豆島のみどころ
重岩（かさねいわ）
小瀬石鑓神社のご神体として祀られている巨岩で、小豆島の西端の山の山頂に鎮座しています。今にも崖から落ちそうで落ちない絶妙なバランスを保っている巨岩です。
10台程駐車できる駐車場はありますが、駐車場までの道のりはすれ違うのも困難なほどの細い山道で、運転には細心の注意が必要です。また駐車場から重岩がある山頂まではかなりハードな山登りとなりますので、足元や体調管理には注意が必要です。ただし、登り切った先には重岩以外にも瀬戸内海の絶景が広がっています。
エンジェルロード
小豆島と中余島を結ぶ砂州で小豆島を代表する観光スポットです。1日に1～2回干潮時だけ現われ中余島まで歩いて渡る事ができます。
大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うとされ、「恋人の聖地」にも認定されているスポットです。
土渕海峡
小豆島はじつは前島と本島の2島で構成されています。前島と本島の間は全長2.5km、最も幅の狭い所は9.93mの海峡となっています。
この「土渕海峡」は世界一狭い海峡としてギネスブックにも認定されている海峡です。
小豆島オリーブ公園
レストランを始め様々な施設を併設した丘陵地に建つ道の駅です。オリーブが栽培されている公園内では、緑の木々と青い空に映える白のギリシャ風車など、思わずシャッターを切りたくなる映えスポットが多く点在しています。
屋形崎夕陽の丘
小豆島を代表する夕日のスポットです。ウッドデッキなども設けられていますので、瀬戸内海に沈む夕日をゆっくりと堪能できます。
瀬戸内海に浮かぶ島々と、瀬戸内海を赤く染める夕日は一見の価値があります。
四方指展望台
島の中央部にある「美しの原高原」にある展望台です。標高777mにある展望台からは寒露渓や瀬戸内海の風景、瀬戸内海に浮かぶ島々などを一望する事が出来ます。
寒露渓（かんかけい）
日本三大渓谷美にも数えられる渓谷で、初夏の新緑や秋の紅葉など小豆島で山の美しさが堪能できるスポットです。車で直接アクセスする事もできますが、麓から出ているロープウェイに乗って渓谷美を眺めながら、山頂へアクセスする事も可能です。
その他にも
上記で紹介したスポット以外にも、高さ約60mとも言われる「小豆島大観音」や、朱色の三重塔が目を引く「西光寺」、約800枚の棚田が広がる「中山千枚田」、さぬき百景の「福田海岸」などなど島内には多くの見所、観光スポットが点在しています。
