女優の広末涼子が、16日放送のフジテレビ系情報番組『ノンストップ!』にVTR出演。芸能活動の再開について「子どもたちが背中を押してくれた」と明かしたが、活動休止の原因になったW不倫騒動のことは語らず、視聴者からは「しれっと復帰」に違和感を抱く声が続出している。
番組では広末について、14歳でデビューしてから芸能界の第一線で常に活躍してきた一方、昨年、妻子ある身だった鳥羽周作シェフとのW不倫騒動が発覚したことで芸能活動を休止し、当時の夫と離婚したことも紹介。今年事務所から独立した上で、活動を再開したことを説明した。
インタビュー形式で進んだトークでは、広末が芸能活動30年を超えた心境として、「30年ですか…恐ろしいですね。アッという間だったのかな」と回答。続けて「若いときは学生生活とお仕事、大人になってからは家事育児と仕事とか、目まぐるしく、常に時間に追われているイメージだったので、そういう意味でも時間の流れを早く感じたのかもしれないですね」と振り返った。
騒動後、芸能活動を続けるかどうかは子どもたちとの「家族会議」で決めたといい、広末は「私のお仕事を子どもたちがどう思っているかとか、どうしてほしいかみたいな家族会議をしたきっかけがあったりして、それはすごく新鮮でしたね」と回想した。
家族会議の内容については「うちの子どもたちは、生まれた時から私が当たり前のようにテレビに出ていたので、子どもたちなりの視点だったり、考えだったり、応援の言葉があった」と明かし、「独立に対して背中を押してもらえたなというのは、自分の中でも大きかったと思います」と子どもたちに感謝。子どもたちの後押しが独立と活動再開の決定打になったことを告白した。
仕事のオファーをすべて自身でジャッジするといった独立後の苦労を語るなど赤裸々な発言が飛び出した一方、不倫騒動やその後の離婚について直接的に触れる場面はなかった。