人の気持ちがわからない人の特徴④心に余裕がない

いわゆる、キャパオーバーの人です。
この特徴の人は、友達がいなかったり空気が読めない人ではありません。元々は普通の人なんですが、仕事などでキャパオーバーになってしまったとき、心に余裕が無くなり、人の気持ちがわからない人になってしまうのです。

この場合、一時的なものでもあるので、カァーッとなって怒って反論などはしない方が良いです。
逆に、人の気持ちがわからない人になってる旨をちゃんと伝えてあげることで、自分の現状に気付いてくれるかもしれません。

人の気持ちがわからない人の特徴⑤自己愛が強い

人の気持ちがわからない人は、自己愛が強いことがあります。
自己愛とは、その程度にもよりますが心理学的にも障害を位置付けるものです。
ちなみに、自己愛がもたらす障害とは「自己愛性パーソナリティ障害」という名称で発生します。
ここまでになると、社会的生活などに支障をきたす病気になってしまいます。

自己愛はいわゆる、ナルシストのことです。
病気や障害まではいかなくとも、ナルシストの人って、何となく自分の世界に入り込んで陶酔していますよね。
人の気持ちは全く違う世界にあることのように、振る舞います。

また、自己愛の強い人はどちらかというと、承認欲求が強い人でもあります。

承認欲求とは【心理学】

承認欲求とは、人から認められたいという欲のことです。
また、その総称を表します。

自己愛が承認欲求にどう繋がるのかというと、
自己愛が強い→自分のことが好き→人にもそれをわかってほしい→それが度を越してしまう
といった、プロセスになっていきます。

承認欲求が強い人は、自分はこんなに頑張っているんだ等、そんな自分に陶酔しているだけでは物足りず、人からも認めて欲しいとその欲求が大きくなってしまっています。

人の気持ちがわからない人の特徴⑥人の話を聞かない

元々、人の話を聞かない、あるいは聞こうとしない人っていませんか?

どんなタイプに多いかというと、
・自分の話や自分がしている話に夢中で、人の話を聞かない
・自己主張が強い
・考えが凝り固まっている

こういった人、一度は見たことがあるかと思います。

ひとつ目の自分の話に夢中になりすぎるの場合、他の人が「ところで…」と、話を切り替えても「ふーん」など人の話をサラッとあしらうような形で返し、また自分の話に戻してしまいます。
その人が夢中になって話していること以上に大事な話をしないといけないのに、核心のある話がなかなかできず、本当に大事な話の内容を逃してしまいます。
ですので、人の気持ちもわかりっこありません。

ふたつめは、元々自己主張が激しい人です。
自己主張が激しくても人の意見を取り入れる姿勢があれば良いのですが、人の意見を取り入れる姿勢がなく、「自分は自分は!」の形になってしまっているので、人の気持ちもわからない人になってしまいます。

最後の、考えが凝り固まっているは、③で解説した通りです。
考えが凝り固まっている人も、人の話を聞かない傾向があります。仮に人の話を聞いたとしても、攻撃される可能性があるので、危険性を孕んでいます。

人の気持ちがわからない人の特徴⑦質問力が低い

人の気持ちがわからない人は、質問力が低いです。

質問力とは、相手に対して質問をするテクニックのことです。
ふだん生活をしていて、普通に人と接することができる人は、そんなに気にする必要はないと思います。

何となく、あの人は変わっているなとか、挙動不審だなとか、空気が読めない人だなとか思う人と一度話をしてみると、質問力が低い人が多い場合があります。

その中でも人の気持ちがわからない人の質問力が低い、というのは、「クローズドクエスチョン」ばかりを使います。

クローズドクエスチョンとは、イエスかノーでしか答えることのできない質問です。
因みに、「今日は何をするの?」は、オープンクエスチョンといって、自由に答えることができる質問です。
例えば、「今日はずっとゆっくりするんですよね?」は、クローズドクエスチョンです。

クローズドクエスチョンばかりを使ってしまうと、相手に強制感を与えてしまいますし、この人は人の気持ちを無視しているなと、感じてしまいます。

自分が何かに悩んでいたとしても、
「辛いんでしょ?」
「どうにかしたいと思ってますよね?」
「そんな事知らないでしょ?」
と、全部が全部、相手に動かされている感じがします。

特に3つ目の「そんな事知らないでしょ?」という否定的なクローズドクエスチョンは、相手を下に見、尚且つ強制感を持たせる質問なので、もうこの人には何も話したくない!となってしまいます。