「初回視聴率が、関東で9.3%、関西が13.1%と合格点の数字です。カンテレの制作ドラマなので、関西では宣伝も強化して高い数値となった。今後も継続的にPRし、草なぎなどの出演者も、合間を見てカンテレの番組に出演する案もある。また、ドラマのストーリーも続きが気になる仕組みで、視聴率向上が予想される。愛息を傷つけられた国会議員秘書の鷲津亨(草なぎ)が第1話で、裏切った政治家や周囲の人間への復讐を早々に果たしている。勧善懲悪が爽快な展開で、第2話への期待が高まっています」(スポーツ紙記者)
これまで草なぎが主演を務めてきた、『銭の戦争』『嘘の戦争』に続く「戦争シリーズ」の最新作となり、固定ファンが多いのも注目すべきポイントだ。
「前クールの『エルピス—希望、あるいは災い—』もそうですが、カンテレは“知られざる世界”の裏側を暴く脚本のドラマに強い。『銭の戦争』や『嘘の戦争』も良質なドラマでファンも多く、継続して見る視聴者がいて、今回の高視聴率につながった。草なぎも、カンテレドラマは8度目の主演なので、息もピッタリ。ドラマの主題歌は、香取慎吾とK-POPグループのSEVENTEENがコラボした楽曲『BETTING』で、新しい地図が総力を上げてドラマをバックアップする体制に入っています」(民放関係者)
今後も視聴率のアップが見込めそうな『罠の戦争』だが、フジテレビではなぜか浮かない表情の幹部もいるのだとか。