◆器の小さい祖父と子どもに無関心な夫にうんざり
その後、カケルくんはなんとか元気を取り戻してくれましたが、帰省先での最終日、またしても萌さんにとって怒りが募る出来事が起きます。
昼食時、カケルくんは大皿に盛られた鮭のバター醤油焼きに夢中。もう1匹食べようと手を伸ばしたところ、正明さんの怒鳴り声が……。
「おい! それは、じいちゃんのだ! お前はもう1匹食べただろう!? 人のものを取るなんて泥棒と同じだぞ!」との厳しい言葉を受け、カケルくんは泣きだしてしまいました。
あまりにひどい言葉に萌さんは耐えきれず、「そんな言い方ないじゃない。子どもなんだから、たくさん食べればいいじゃん!」と正明さんを注意。すると、「親の教育がなってないから、こういう子どもになるんだな」と言われ、余計に怒りが募りました。
「そういう時、知らん顔な夫にも腹が立ちます。夕食後に息子を慰めることもしない。祖父も夫も大嫌いです」