一時代を築いたビジュアル系ロックバンド・X-JAPAN。リーダーのYOSHIKIさんは、謎に包まれた存在ですよね。その破天荒な生き方に恐れや憧れを抱くバンドマンは多くいます。そんなYOSHIKIさんの生い立ちや伝説をまとめてみました。
YOSHIKIの本名は?プロフィールを紹介
・名前:YOSHIKI(ヨシキ)
・本名:林佳樹(はやしよしき)
・愛称:よっちゃん
・生年月日:1965年11月20日(2019年現在53歳)
・出身地:千葉県館山市
・身長:175cm
・所属:YSKエンタテイメント/ウィリアム・モリス・エンデヴァー
X-JAPANのリーダー・YOSHIKIさんといえば、ヴィジュアル系ロックバンドのパイオニアとして有名ですよね。
X-JAPANでの激しいドラムプレイや繊細なピアノに限らず、ソロとして、また他アーティストとのコラボユニットの一員としての活動もしています。
現在は居住を海外に移し、着物のデザインや映画音楽を手がけ、2012年にはゴールデングローブ賞公式テーマソングを制作するなど、世界的な活躍をみせています。
日本においても数々の音楽賞を受賞。1999年には「天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典」のための奉祝曲を、2005年には愛知万博公式イメージソングも手がけていて、2000年には文部大臣表彰を受けました。
YOSHIKIの波乱万丈な生い立ちとは?
ミステリアスな存在であるYOSHIKIさんですが、その生い立ちや幼少期はどんなものだったのでしょうか?
ちなみに、同じX-JAPANのボーカル・Toshiさんとは幼稚園からの幼馴染で同級生です。幼稚園では同じスミレ組だったんだそう。2人は小学生の頃からバンドを組み、一緒に上京しています。
Toshiさんと同級生であることを明かしていますから、Toshiさんが自身の出身地や生年月日をオープンにすれば、おのずとYOSHIKIさんの出身地や年齢もわかってしまいますよね。
さまざまな事情からYOSHIKIさんは出身地を明かしていませんでしたが、ファンの間では公然の秘密となっていました。
実家は呉服屋で裕福だった?
YOSHIKIさんの実家は老舗の呉服屋だというのは有名な話ですよね。
YOSHIKIさんの父親は呉服屋となるまでプロのタップダンサーをしていて、趣味はジャズピアノだったんだそう。母親は三味線、祖母は琴を弾いていたということで、音楽が好きな一家だったようですね。
また、YOSHIKIさんの両親は仕事で忙しかったため、YOSHIKIさんら子供の世話は家政婦がやっていました。誕生日には、毎年、高価な楽器をプレゼントされていたそうで、裕福な家庭のお坊ちゃまだったことがうかがえます。
幼少期は病弱で重い小児喘息を患っていた?
YOSHIKIさんは小児喘息を患っていました。入退院を頻繁に繰り返していたといいますから、かなり重度だったのでしょう。
外で遊べない分、家の中で過ごしていたYOSHIKIさんは、4歳からピアノを習い始めています。また、病室で偉人伝を愛読し、中でも難聴のクラシック音楽家・ベートーベンの本がお気に入りだったんだそう。
今でも時折体調を崩しているYOSHIKIさんですが、生まれつき病弱だったんですね。
10歳の頃に父親が自殺?
YOSHIKIさんの音楽人生に多大な影響を与えた実父ですが、当時34歳という若さで自殺をしています。YOSHIKIさんが10歳のときでした。
自殺原因は不明ですが、死因は一酸化炭素中毒。車の中に排気ガスを入れて亡くなっています。
父親の死を知らされたYOSHIKIさんは錯乱状態に陥り、大人数人がかりで押さえつけなければならなかったほどに暴れてしまいました。
父の死後、YOSHIKIさんは死に方について考えるようになり、後を追うことも考えたと言っています。
中学生になってから、父の死が自殺であると知ったYOSHIKIさん。そのときには「父に対して怒りがこみ上げてきた」と語っていて、今でも愛情や恋しさ、寂しさと怒りが混ざった複雑な感情があるんだそうです。
YOSHIKIの母親は現在門司に住んでいる?
YOSHIKIさんの父親が亡くなった後、母親が女手ひとつでYOSHIKIさんたちを育てました。
母子家庭ではありましたが、かなり裕福だったようで、YOSHIKIさんの音楽活動のサポートを惜しまず、メジャーデビュー前にレーベルを立ち上げた際には、多額の出資をしています。
また、家庭教育振興の功労者として文部省の推薦を受け、YOSHIKIさんと同じ1999年に園遊会に招待されています。YOSHIKIさんと口元がソックリだと話題になりました。
現在、母親は福岡県門司市に住んでいるという噂がありますが、真偽不明です。再婚はYOSHIKIさんの反対もあってしていないようですが、現在80歳を超えているでしょうから、1人だと心配でしょうね。