起業がブームとなっている今、「会社員なんて辞めた方がいい」と言う人は少なくありません。また、そのその言葉を真に受けて、就職を止める人も。
しかし、社会人未経験者の場合、将来的な失敗リスクも大きいと言います。
fumumu取材班が、経験者たちに詳しい話を聞きました。
①一般常識がないと仕事にならない
「社会人として最低限の一般常識がないと、社会に出て継続的に仕事をもらうことなんて到底できないと思います。
若手起業家は『やります!』とか『任せてください!』など口は達者ですが、いざ仕事を発注してみると『納期は守らない』とか『突然のドタキャン』などはざら。
謝って許されるのは学生だからで、ビジネスマンとしては全く話にならないと思います」(30代・女性)
納期やスケジューリングはもちろん、電話の応対や名刺の交換など、社会人ならではの一般常識はいろいろあります。
②話す内容に説得力がない
「『会社員なんて辞めた方がいい』という一言は、会社員をした経験があるから説得力があるのです。
経験もない人が同じことを口にしても、『会社員をやったこともないのに何が分かるの?』と、白い目で見られるだけですよ」(30代・女性)
社会人を経験してもいないのに文句を言う人は、「経験してから言ってください」と返されるのがオチでしょう。