800年の月日を越えてもなお彩色が多く残り、生けるが如くに端坐する姿は、その名に相応しい尊像。昨今では容姿だけでなく、また性別にかかわらず、人としての内面、心も美しくありたいと願う多くの人々から美人祈願の観音様として親しまれているという。

拝観料をチェック

拝観料を紹介しよう。

伽藍拝観は500円/小中学生300円で、仏殿・楊貴妃観音堂・宝物館(心照殿)などを拝観することができる。特別拝観は500円/保護者同伴の小学生以下無料で、御座所・御座所庭園を拝観することができる。

なお、今回の特別公開の拝観の際は、泉涌寺に納める拝観料とは別途、1,000円/中高生500円が必要。拝観料は、貴重な文化財を未来に伝えるため、保存修理・維持管理等に役立てられる。拝観受付時間は9時~16時だ。

舎利殿特別公開に足を運び、歴史を感じてみては。

■第60回京都非公開文化財特別公開 泉涌寺 舎利殿拝観
場所:総本山 御寺泉涌寺
住所:京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
特別公開 拝観受付時間:9時~16時
総本山 御寺泉涌寺 拝観時間:9時~17時(12月~2月は16時30分まで)
※拝観受付は閉門30分前まで
※行事により一部施設が拝観できない日や時間がある

京都古文化保存協会事務局:http://www.kobunka.com/index.html
総本山 御寺泉涌寺:https://mitera.org

(ソルトピーチ)