二次交通のDXを推進するRYDEは、「ちぃばす」を運行するフジエクスプレスと、「お台場レインボーバス」を運行するkmモビリティサービスの2社による「ちぃばす・お台場レインボーバス共通一日乗車券」のデジタル乗車券の取り扱いを、11月1日(金)に開始した。
「ちぃばす」「お台場レインボーバス」に1日乗り放題
「ちぃばす(港区コミュニティバス)」は、六本木ヒルズを中心に芝浦地区と赤坂地区を結ぶ7路線(8ルート)を運行している。
「お台場レインボーバス」は、品川駅(港南口)を起点に田町駅・お台場エリアで2路線を運行するシャトルバス。品川駅とお台場間を最短16分で結ぶ。
「ちぃばす・お台場レインボーバス共通一日乗車券」は、「ちぃばす」7路線と「お台場レインボーバス」2路線共通で1日乗り放題となる乗車券。ただし、利用できるのは、土曜日・休日、8月13日~15日および年末年始(12月29日~1月3日)のみだ。
価格は500円で、一度に8枚まで購入可能。なお、未就学児は、就学児以上の乗客に同伴する2人目まで無料だ。
デジタル乗車券でより便利に
「ちぃばす・お台場レインボーバス共通一日乗車券」は、RYDEが展開するモビリティプラットフォームアプリ「RYDE PASS」にて販売中。人数を選択し、クレジットカード、Google Pay、Apple Pay、PayPayのいずれかで決済する。
購入後、利用可能なチケットを一覧の中から選択し、乗車時にチケット画面を乗務員に見せるだけで利用できる。
乗車券のデジタル化への期待、今後の展望
RYDEの「RYDE PASS」を活用した乗車券のデジタル化により、利用者は購入のために販売先へ行く必要がなく、キャッシュレス購入ができるようになるなど、利便性向上が期待されている。
またRYDEは、デジタル化によって取得可能になるデータ等を活用し、プロモーション施策の検討や公共交通の利用促進を目指している。