渡辺の偽アカウントは名前に「公式」という文字が入っていたが、当然ながらこれは誰でも勝手に名乗ることができる。また、Xでは以前に本人であることを証明する「認証バッジ」というシステムがあったが、現在は有料サービスに加入した一般ユーザーにもバッジが解放され、有名人が本物かどうかを見分ける手段ではなくなってしまった。
それも影響したのか、最近はSnow Manに限らず「STARTO ENTERTAINMENT」に所属する人気タレントになりすました偽アカウントが急増。熱烈なファンが「こんなこと言いそう」「こんなことを言ってほしい」といった願望でつくったものや、インプレッション稼ぎのものまで目的はさまざまだが、本物だと思ってしまう人は少なくない。実際、大手新聞が間違えたくらいなのだから、一般人が誤認しても仕方ないといえるだろう。
こうした状況を受けて、佐久間は6日付のXで「てか、最近偽アカ多くね?さっきTLに流れて来たわ Snow ManのメンバーでXのアカウント持ってるのは、佐久間だけですよー!!!以外のメンバーのは全部偽物です!!!お気をつけて!!!」とファンに注意喚起。続けて「なんなら佐久間の偽アカもあるやん、本物は俺ね!不安な人は俺の相互フォローとかで確認してみてください」とも記し、自分以外のSnow ManメンバーのXアカウントはすべて「なりすまし」だと断じた。
STARTO社は10月、なりすましアカウントについて「当社契約タレントや当社の権利を侵害する投稿やフィッシング詐欺の手段として使われている悪質なものがあります」とし、法的手段を講じていると表明。しかし、同社によると「閉鎖に追い込むまでに時間がかかります。また名前を変え存続しようとしている悪質なアカウントも見受けられます」とのことで、閉鎖までには時間を要する上にいたちごっこになる可能性もあり、すぐに撲滅するのは難しい状況のようだ。