宇宙の体験をつくる技術集団・amulapoと連携事業者は、観光庁の「地域観光“新発見”事業」実証実験にて、11月9日(土)限定で、鳴門海峡のナイトクルーズである「スペースクルーズ」を開催する。

開催の目的について

「スペースクルーズ」は、世界有数の海流速度と独特な地形が生み出す鳴門の渦潮を通じて、宇宙分野と徳島県・鳴門の渦潮との関連性を広く認識してもらうことを目的としている。

また、2025年度に開催される、第35回宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)徳島大会へと繋がる一連の取り組みと位置付けている。

宇宙を五感で体感できる「スペースクルーズ」

「スペースクルーズ」は、通常昼間に行われている鳴門海峡のクルーズを、ナイトクルーズとして開催する。夜のクルーズならでは、足もとに広がる海面と満天の星が輝く空との境界線がなくなり、まるで宇宙空間のような神秘的な体験を楽しむことができる。

クルーズ内では、「地域観光“新発見”事業」内での取り組みで制作している「渦潮を体験できるVRコンテンツ」「藍染を活用した宇宙ルームウェア」を初公開。こちらは実際に体験することができる。

また、船内の様々な所に、VRやARをはじめとする、宇宙を体験できるXRアクティビティが用意されている。海や星空を体験しながら、最新技術と宇宙を掛け合わせたアクティビティを楽しんでみよう。

「スペースクルーズ」概要


「スペースクルーズ」のスケジュールは、11月9日(土)18:00に受付開始、19:00に出航、20:30に入航。所要時間は約90分。開催場所は兵庫県南あわじ市の福良港(道の駅福良)。

料金は、税込で自由席が中学生以上2,500円、小学生1,000円、幼児は無料。サービスとして、軽食やXRをはじめとする宇宙コンテンツが付いている。

定員は先着150名。予約はWEB予約優先となっており、現在申込ページにて受付中だ。WEB予約では、クレジットカードによる事前決済が必要となる。予約締切日は前日で、空席があれば当日参加も可能。