俳優・橋本環奈のパワハラ疑惑を10月31日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じて話題となっている。
 
 同誌は同月中旬、橋本が撮影のために滞在している山口・下関にかねてから交際が伝えられている中川大志が東京から駆け付けて、居酒屋や公園でデートを楽しんでいる様子を詳報するとともにキス写真まで掲載。

 さらには橋本のパワハラ疑惑も報じており、日傘を差すタイミングが悪いというだけでマネジャーに激怒したり、口癖はかわいらしい顔に似合わぬ「使えねえ」だと伝えて、25歳の若さですでに8人のマネジャーが次々と退職する事態になっているなどと報じている。

 同誌の報道を受けて、橋本が所属する芸能事務所ディスカバリー・ネクストは同日に公式ホームページに代表取締役社長・伊藤功氏名義で異例とも言える長文の文書を公開。

 記事の内容について「事実無根」と完全否定したうえで、「スタッフへの発言に関しては橋本環奈ではなく私が発したものであるとすればまだ理解できますし、私は確かにスタッフへ厳しく指導したり窘めたりする事はあります」とし、「私のそれらの発言を橋本環奈が発したものとしてすり替え、取材に答えたものと考えられ、貶めようという意図や悪意を感じます」などとコメントしている。

 橋本といえば、NHKで放送中の朝の連続テレビ小説『おむすび』で主演を務め、今年大みそか放送の『NHK紅白歌合戦』での司会も決定、人気俳優に突如浮上したパワハラ疑惑が波紋を広げているが、番組制作会社のベテランスタッフはこう語る。

「正直な話、俳優なんて気が強くなければ務まらない職業ですし、売れっ子であればなおさらです。誰とは言いませんが『日傘を差すタイミングが悪くて激怒する』俳優なんて他にも腐るほどいますし、気の利かないスタッフに『使えねえ』と愚痴ることもあるでしょう。もちろん、今の時代は発言や態度いかんによってはパワハラと受け取られても仕方がない部分はありますが、マネジャーという職業自体が肉体的にも、精神的にもハードな仕事ですからね。橋本さんクラスになればスケジュールも過酷でしょうし、ついていけなくて辞める人も多いと思いますよ」