Janne Da Arcの人気曲ランキング第10位:ROMANC∃

20th.シングル「ROMANC∃」は、2004年5月26日にリリースされました。「本当の意味でのロマンスではなく、フェイクのロマンス」という意味を込め、単語の最後に当たる「E」を反転させています。

エロティックで刺激的な歌詞とバンドらしいサウンドで、Janne Da Arcのカラーがよく出ている楽曲の1つです。

ジャケット写真に写る瞳は、女優・杉本彩さんの瞳です。

Janne Da Arcの人気曲ランキング第9位:Rainy ~愛の調べ~

2003年5月7日リリースの15th.シングル「Rainy ~愛の調べ~」は、4th.アルバムからのカットシングルです。

ストリングスの音色が壮大なミディアムバラードで、恋愛の終わりを歌った切ないラブソングです。

Janne Da Arcの人気曲ランキング第8位:Shining ray

「Shining ray」は、2002年8月7日リリースの12th.シングル。アニメ「ONE PIECE」のエンディングテーマに起用されていました。

「Shining ray」は、シンセサイザーを多用した爽やかな雰囲気の楽曲で、前奏からサビまでが短く、疾走感があります。疾走感がありすぎて、当時「カラオケで歌ったら息切れして途中でやめた」という人が続出していたほどです。

サビでのyasuさんのハイトーンボイスはどこまでも伸びていくようで、聴いていて心地よく、yasuさんの歌声を存分に楽しめます。

Janne Da Arcの人気曲ランキング第7位:HEAVEN

2006年5月10日にリリースされた26th.シングル「HEAVEN」。「メビウス」との両A面シングルとしてリリースされました。

翌年の2007年、メンバーがソロ活動を開始し、Janne Da Arcは実質的な活動休止状態となります。その後復活せずに解散したので、Janne Da Arc最後のシングルとなりました。

解散発表時、結果的にラストシングルになってしまったこの曲の冒頭の歌詞「悲しそうな目しないで迎えに行くからおとなしく待ってろよ」を思い出して「活動再開を待ってたのに」と嘆くファンが続出。

活動中にも人気がありましたが、解散後にさらに人気が高まった楽曲といえます。

Janne Da Arcの人気曲ランキング第6位:BLACK JACK

2004年6月2日リリースの21st.シングル「BLACK JACK」。5万枚限定生産でのリリースでしたが、ファンの人気が高い楽曲です。

「BLACK JACK」は、カッティングギターから始まり、裏打ちのドラムというノリノリなリズムに刹那の恋の歌詞を歌った楽曲で、いかにもJanne Da Arcらしい1曲。

歌謡曲を思わせるメロディーからキメ部分へと流れるようなサビ部分は、文句無しにカッコいいと支持を集めています。

男性人気の高いJanne Da Arcですが、この楽曲は特に男性の支持が厚く、「自分のバンドでコピーした」という話もよく聞きます。

Janne Da Arcの人気曲ランキング第5位:振り向けば…

卒業ソングとして人気がある「振り向けば…」は、2006年2月8日リリースの25th.シングルです。リリース前からライブ等での演奏はあり、ファンの中では音源化が長く待ち望まれていた楽曲でもあります。

メンバー出演の映画「HIRAKATA」の主題歌で、PVでは同映画の映像が使用され、堀北真希さん出演しています。

ストリングスの音色とyasuさんの強い歌声が壮大な雰囲気を醸し出しながらも優しい印象を受ける、ミディアムテンポのバラードです。

Janne Da Arcの人気曲ランキング第4位:DOLLS

「DOLLS」は、2004年5月19日にリリースされた19th.シングルです。

ギター色が強いバンドサウンドの失恋ソングで、別れを描いた内容となっています。タイトルの「DOLL」は、「大事なものを失って人形のようになってしまった男女」に由来しています。

Janne Da Arcの人気曲ランキング第3位:ダイヤモンドヴァージン

「ダイヤモンドヴァージン」は2005年5月18日リリースの24th.シングル。シンセサイザーの音色と裏打ちドラムがJanne Da Arcらしい、アップテンポなナンバーです。

想いを寄せる女性に振り回される、ちょっと情けない男性を歌っていて、ドキっとするようなタイトルと歌詞が特徴的な楽曲です。

Janne Da Arcの人気曲ランキング第2位:ヴァンパイア

「ヴァンパイア」は、4th.アルバム「ANOTHER STORY」に収録されているアルバム楽曲です。テンポの速い楽曲で、裏打ちドラムやギターの速弾きなど、バンドの魅力が詰まった楽曲でもあります。

この楽曲はライブでの人気が高いのですが、ボーカル・yasuさんのパフォーマンスに人気の理由があります。

2005年に行われたツアーの大阪公演で、歌唱中のyasuさんが女性客の1人を抱き寄せ、抱きしめながらサビを熱唱したことがありました。

このシーンがライブDVDに収録され好評だったことから、このパフォーマンスがお約束となり、楽曲そのものの知名度や人気も高くなりました。

Janne Da Arcの人気曲ランキング第1位:月光花

2005年1月19日にリリースされた23rd.シングル「月光花」。アニメ「ブラック・ジャック」のオープニングテーマに起用されて累計売上は30万枚を記録し、Janne Da Arc最大のヒット楽曲となりました。

バイオリンとピアノをメインとしたメロディアスなバラードで、戻れない過去への思いを切なく歌っています。

Janne Da Arcの名曲を聴いて心を震わせよう!

Janne Da Arcがデビューした頃は、ヴィジュアル系バンドが大流行していた時代です。その中でもJanne Da Arcはヴィジュアル系ファンだけでなく、一般層やバンドマンを目指す若い男の子にも人気がありました。

その最大の理由は、ヴィジュアル系という枠にとらわれなかったことでしょう。

Janne Da Arc最大の特徴であるyasuさんの歌声は、他のビジュアル系バンドボーカルが多用した「しゃくり」がありません。また、歌詞が聞き取りやすく、ビブラートを使用しない真っすぐなハイトーンボイスも魅力です。

さらに、Janne Da Arcにはキーボーディスト・kiyoさんが在籍していました。一部ヴィジュアル系ファンからは敬遠されるキーボードという楽器ですが、メンバーに鍵盤奏者がいることで、楽曲の幅が格段に広がっていたのは事実でしょう。

社会風刺もエロティックさもラブソングもストレートに歌い上げ、激しいバンドサウンドからメロディアスなバラードまでをこなせる技量が集まっていたJanne Da Arcの楽曲は、解散してもなお、色あせることがありません。

あまりに突然の終わり方をしたことから、ファンに「最低の終わり方をした最高のバンド」と言われるJanne Da Arc。その楽曲を今一度聴き直してみるのもいいかもしれませんね。