普通に読むと「こまやか」ですが、それ以外の読み方があるのです。
いったい何と読むのでしょうか?
「細やか」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「○○やか」の4文字
- 訓読みです
- 贈り物をする時に使われることがある言葉です
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「細やか」の読み方、正解は・・・
正解は
「ささやか」
です!
「細」という漢字には「ほそい」「こまかい」「くわしい」の他に「とるに足らない、いやしい」という意味があり、「ささやか」と読む場合は最後の意味で使われています。贈り物の場合「つまらないものですが」と同じような謙遜の意味で使われると思っていいでしょう。
謙遜で「細」を使う例
「細」は大抵「こまかい」「ほそい」という意味で使われるので「細やか(ささやか)」と同じような使い方はあまり目にしないかもしれません。
最近では小説以外ではあまり見かけませんが「細君(さいくん)」という言葉があります。自分の妻をあらわす言葉ですが、これが謙遜の意味で使われている例になります。見た目のイメージに反して「愚妻」と同じ意味になりますので、他人の奥様にはあまり使わない方が無難です。
「細」という文字の意外な意味と一緒に「細やか」の読み方も是非覚えておいてくださいね。
最後はこの漢字!「乙甲」
「乙甲」を何と読みますか?
おつこう以外の読み方です。
早速ヒントを見てみましょう!
「乙甲」の読み方のヒントは?
1.「乙甲」をひらがなにすると、4文字になります。
2.「乙甲」に関連する言葉には、「諧調」「抑揚」「音律」などがあります。
3.三味線や尺八など、邦楽が好きな人は「乙甲」が読めるかもしれません。
正解は…
正解は「めりかり」でした!「減上」と書いても正解ですよ。
「乙甲」とは、邦楽の演奏でメリハリをつけること。
基本の音より低くしたり高くしたりすることを「乙(めり)」「甲(かり)」と呼び、基本的には「乙」がオクターブ上、「甲」がオクターブ下です。