「この日から番記者たちによる岡田監督の直接取材が再開されました。横浜スタジアムでは三塁側ロッカーから駐車場側に出たところに岡田監督が出てきて取材対応するのが慣例。ある程度話し終えたらそのまま移動用バスに向かって歩くので、まるで大名行列かのように取材陣が取り囲んで談話を聞きながら一緒に動きます。途中、ビール売り子の詰め所を通過しますが、仕事を終えた売り子たちが『何事? 誰が移動してるの!?』と首をかしげながら大名行列を見守るのもお馴染みの光景です」(マスコミ関係者)
岡田監督の発言は「岡田語録」として扱われており「おーん」や「そらそうよ」などヒットワードも多い。しかしながら具体的なプレー、作戦などを一切話さないので担当記者たちは取材が終わると“答え合わせ”を始めるが……実はこれが厄介だという。
「“アレ”はどのシーンを指しているのかなど、とにかくその場で確認しなければいけない。はっきりいって時間の無駄。タイパなんてあったもんじゃない。これを間違った形で報じてしまった時には機嫌が悪くなるのが岡田監督ですから、接したくないのがマスコミの本音。『岡田監督の会見なんていらない』という担当記者もいるとか」(阪神関係者)
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