【舌打ちする心理】5.相手を蔑んでいる
舌打ちという動作は、基本的に相手を下に見ている、蔑んでいる相手に対してみせる癖になります。
無意識に舌打ちをしてしまうケースを除いて、相対する人に対して舌打ちしてみせる行為は、相手に対して、「お前にかける言葉がみつからないよ」という意思表示になります。
会社の社長や、取引先の人に舌打ちなんて、滅多にするものではないでしょう。
会社で舌打ちを見る場面と言ったら、上司が部下に対して舌打ちをするとか、同僚のミスを連帯責任として取らされている時とか。そんな場面が思いつきますよね。
恋愛関係で言えば、男性が女性に対して舌打ちしながら「お前は本当、何もできないやつだなぁ」と料理の味に対して文句を言ったりとか、掃除が行き届いていないことに不満を漏らしている場面など。
これも、相手を蔑み、「何言っても許される相手」と認識しているからこそできる態度だったりしますよね。
舌打ちをしやすい性格とは
舌打ちをする心理について、ご理解いただけましたか?
続いてはそんな心理を踏まえまして、どんな性格の人が舌打ちをしやすい傾向があるのか、といったお話をしていきますね。
「え、自分って舌打ちしやすい性格なのか」という発見にも繋がると思いますので、少しでも周囲の人を不快な思いにさせないように気をつけていきましょう。
【舌打ちしやすい性格】1.努力する
努力をする人、小まめに物事を対処しようとする真面目な性格の人は、舌打ちをしやすい性格をしていますよ。
それだけ心理的にストレスを抱えやすい傾向にありますし、
努力する事柄が多ければ多いほど、不満を感じる場面にも遭遇しやすくなります。
真面目な性格の人は、舌打ちを無意識にしている可能性が高いことを自覚しましょう。
もちろん、ちゃんとリフレッシュ方法を持っている人や、切り替えが上手な人、しつけとして舌打ちをしてはいけないと教えられてきた人は、除外されますよ。
やみくもに何事にもトライ、ネバーギブアップの精神を掲げている人は要注意です。
【舌打ちしやすい性格】2.一人で何でもやろうとする
努力する人と同じように、一人で何でもやりこなそうとする性格の人も、無意識に舌打ちしている可能性が高いと言えます。
人に頼ることができない性格、自分しか信用できない人、言葉を上手に使えないタイプの性格の人は、要注意です。
物事には一人で対処するには余りあるケースが多く存在します。それなのに、なんとか一人で対処しようとするのは無理があることを知らなければなりません。
しなくても良い苦労をしてしまうタイプの人は、舌打ちをする回数が他の人よりも多いと思いますよ。
もし、自分が舌打ちしてしまう癖があると思う人は、自分がやらなくてはならないと思っている事柄の数を減らしてみるのはいかがでしょうか。