さらに「一般人である家族に関する事柄については、記事化する正当な理由は何らありません」「このような取材を行う一部週刊誌等に対し、厳重に抗議するとともに、特に悪質なものについては、当社顧問弁護士とも相談の上、厳正な対応を検討して参ります」と、厳しい姿勢を見せている。
週刊誌による家族の撮影については、今年6月に有吉が「盗撮をして。一般人の写真を載せたり 生後数ヶ月の子供の写真に 未成年の犯罪者みたいにモザイクかけてまで 掲載。まあイヤでしょ」と思いを表明。「週刊誌の人って家族いないんですね。スゴっ これ訴えると倍返しなんですよね。怖っ!」などとも記し、写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)が元フリーアナの妻・夏目三久さんや赤ちゃんにモザイクをかけた写真を掲載したことに苦言を呈した。
二宮にしても、有吉にしても、共通しているのは「自分の無断取材や撮影はある程度許容できるが、一般人である家族を標的にするのはモザイクをかけたとしても許せない」という主張だ。これに対して、ネット上では「ニノがこんなに怒るなんてよっぽどだし、ふつうに考えて家族にモザイクかけて載せられたら嫌に決まってる」「一般人を勝手に載せるなんて一般レベルでもアウトなのに、週刊誌だと許されているのはおかしい」「週刊誌の人も仕事なのは分かるけど、最低限のルールとして一般人の家族を撮るのはやめようよ」などと同情的な声が集まっている。
世論的にも「一般人である家族まで撮影の対象にすべきではない」「モザイクをかければいいというものではない」という意見が大勢を占めているように見えるが、このまま写真週刊誌は旧時代のままの感覚を続けていくのか。芸能人の家族までターゲットにしていいのか、考え直す時期に差し掛かったのではないだろうか。