福島県の南部に位置する「白河市」、古代に関所(白河の関)が設けられて以来、みちのくの玄関口とされていた町です。今回は「白河市」の魅力のスポットをドライブコースとして紹介します。
旅のスタート「新白河駅」へ
白河には「白河駅」と東北新幹線の停車駅「新白河駅」があります。「新白河駅」は新幹線の駅という立地もあり、周辺にレンタカー店もありますので、旅の起点としては利用しやすいでしょう!
在来線の停車駅「白河駅」は町の玄関です。現在の駅舎は大正10年に建てられた大正ロマンを感じるレトロな駅舎です。写真映えもする駅舎ですので、「新白河駅」でレンタカーをかりた後の、立ち寄りスポットとしてもおすすめです。
みちのくの玄関口「白河の関」を訪れよう
まずはみちのくの玄関と言われた「白河の関」へ足を運んでみましょう!
「白河の関」とは、奈良時代から平安時代にかけて機能していた関所跡です。現在の東北(みちのく)と関東の分岐点であった場所です。
松尾芭蕉など多くの歌人も訪れた場所で、現在は石碑が建てられている他、白河神社が鎮座しています。
白河市民の憩いの場「南湖公園」を散策
徳川8代将軍「徳川吉宗」の孫で藩主であった松平定信によって、1801年に造成された公園で、四季折々の景色が楽しめます。湖畔にはカフェなどもあり散策を楽しむ地元の方も多くみえます。
また公園周辺には松平定信を祀る「南湖神社」や、日本庭園の「翠楽苑(すいらくえん)」などもあり、公園散策と合わせて楽しめるスポットです。
白河のソールフード「白河ラーメン」でランチタイム
白河市民のソールフード「白河ラーメン」、鶏ガラや豚骨のスープに、幅広の縮れ麺、炭で燻して作ったチャーシューが特徴です。
市内には約100件のラーメン店がありますので、お腹に余裕があればラーメン店をはしごして楽しんでもいいでしょう。
白河のシンボル「小峰城跡」を見学
幕末の戊辰戦争の際には、奥羽越列藩同盟軍と新政府軍との激しい攻防の舞台となったお城で、その際に焼失しましたが、残されていた資料に基づき、平成3年に三重櫓が、平成6年に前御門が復原されました。
お城周辺は公園として整備されており、散策を楽しむことが出来ます。また公園内には「小峰城歴史館」があり、小峰城の歴史について学ぶ事ができます。