3. 神島

三重県の伊勢湾に浮かぶ、周囲約4キロの離島、神島。三島由紀夫が1954年に発表した名作『潮騒』の舞台となりました。鳥羽港から定期船で40分ほどの距離ですが、観光地化されていない穴場のスポットとなっており、離島特有の雰囲気を感じることができます。

神島は小さな島のため、2時間ほどで1周できます。ただ、全体的に高低差が大きく、1周には思った以上に体力が必要です。高低差が大きいのは住宅街も例外ではありません。住宅街は階段が多い上に、道幅はせまく、道は入り組んでおり、さながら迷路のようになっています。

基本情報

  • 営業時間:見学自由
  • アクセス:「鳥羽マリンターミナル」から市営定期船にて約40分(740円)

4. 朝熊山頂展望台

朝熊山頂展望台からの景観

伊勢神宮の鬼門である北東方向に位置する、朝熊山(あさまやま)の山頂にある展望台。伊勢市街地と鳥羽市街地方面、神宮のほとりを流れる五十鈴川や日本一の清流宮川を、眼下に一望できます。展望台のほか、郵便を投函できる「天空のポスト」や、絶景を見ながらリラックスできる「足湯」が設置されています。

山頂にある上に、有料観光道路「伊勢志摩スカイライン」でのアクセスとなるため、とくに穴場感もあって伊勢志摩観光におすすめ。土日祝日には、近鉄五十鈴川駅より「参宮バス」が出ていますので公共交通機関でアクセスすることもできますよ。

<訪れた人の口コミ>
リアス式海岸の英虞湾を一望できるスポット
『伊勢志摩スカイライン』は通行料は少し高め。しかしその分の価値はあると思います‼︎

基本情報

  • 営業時間:【伊勢志摩スカイライン】1月~7月・9月~12月 7:00~19:00、8月 7:00~20:00、このほかイベント・年末年始などで変動あり
  • 定休日:なし
  • 料金:【伊勢志摩スカイライン 通行料】軽・小型・普通自動車 1,270円 【展望足湯】大人 100円、小人 50円
  • 駐車場:100台

5. 賓日館

明治20年(1887年)に、伊勢神宮に参拝する賓客が休憩・宿泊するために建てられた施設。現在は資料館として一般公開されていて、穴場の観光スポットになっています。2010年には国の重要文化財に指定され、庭園は国指定の名勝です。

とくに御殿の間は、格式ある二重格天井や輪島塗に螺鈿が装飾された床框(とこがまち)のある床の間など、創建当時のままの様子が見学できます。そのほか、文書や看板類を展示している資料室、水琴窟が2ヶ所ある回遊式庭園など、見どころもたっぷりです。

基本情報

  • 営業時間:9:00〜16:30(最終入館)
  • 定休日:火曜日(祝日の場合は営業、翌日休)
  • 料金:大人 310円(おひなさまめぐりの期間中 400円)、小人(小・中・高) 150円(おひなさまめぐりの期間中 200円)
  • 駐車場:なし