◆シャツインでキレイ見えするための“3つのポイント”
では、シャツインスタイルをうまく成功させるにはどうすればいいか。こちらも3つに分けてポイントを解説します。
1つはハリ感のあるトップスを選ぶことです。ハリ感とは薄手でも生地にノリがついていてパリッとした印象があるものや、やや厚手のカットソーで着るとスッキリした印象にまとまりやすいものを指します。ハリ感トップスでシャツインした場合、ブラウジングするときも陰影が美しく、粗雑な印象になりにくいのが特徴です。
◆着太りを回避するボトムスは? スカートは幅に注意
次に、ボトムス選びも意識しましょう。ボトムスはパンツ、スカートどちらでも良いのですがウエストバンドがあるタイプを選ぶとシャツインスタイルがスッキリと決まります。ウエストバンドとは、ベルトを巻く部分としてパンツの共布で作られた腰帯のことを指します。このウエストバンドがあると、くびれが生まれてシャツインした時に起こりやすい着太りを回避できます。
最後のポイントは、ボトムスにスカートを選ぶ場合は細身のシルエットを選ぶことです。パンツに関しては細身、太めどちらでもOKですが、スカートはパンツ以上に横幅が広がりやすいので、ストンとしたシルエットを表現できる、ナロースカートがおすすめ。
◆シャツのシワが多すぎないかもチェック!
シャツインをした時の最終チェックポイントとしては、トップスに過分なシワがないかどうかです。とくに夏のトップスは薄くて柔らかい素材のものが多く、シャツインするとウエスト周辺のシワがもたついて見えることが多いです。シャツインした時の仕上がりの意識も忘れずに取り組んでみてくださいね。
<文&イラスト/角佑宇子>
【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105