大きな振り子時計がシンボルの「松本市時計博物館」や、明神池の湖畔に位置するパワースポット「穂高神社奥宮」、ミズバショウ群落が美しい「一の瀬園地」など、知る人ぞ知る、長野県松本市の穴場スポットをご紹介します。
1.松本市時計博物館
古時計の研究者で、技術者でもあった本田親蔵氏(1896年~1985年)が収集した古時計のコレクションを展示した穴場の博物館。収蔵する時計の数は、600点にものぼります。そのうち約110点の時計と関連資料を、展示換えも行いながら紹介しています。
この博物館の最大の特徴は、時計をできる限り動いている状態で展示していること。博物館のシンボルとなっている大きな振り子時計は、全長11m、振り子5.6m。かつては日本一の大きさを誇る振り子時計でした。
基本情報
- 開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:月曜日(休日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
- 入場料:大人(高校生以上)310円・子供(中学生以下)150円
- 駐車場:なし ※近隣のコインパーキングをご利用ください(提携なし)
2.松本市はかり資料館
日本でも珍しい、はかりのミュージアム。中町通りのほぼ中央に位置しており、白壁と黒なまこの土蔵造りの建物も雰囲気があります。
前身は、明治35年創業の「竹内度量衡店」。「度量衡」とは、さまざまなものをはかる言葉で、この竹内度量衡店では、長野県の中南信地方の度量衡器の需要を一手に引き受けていました。昭和61年に店じまいし、その後、平成元年に「松本市はかり資料館」として生まれ変わり、オープンしました。
はかり資料館は、全部で3つの展示室から成り立っていて、第1展示室は「測る・量る・計る」道具の展示、第2展示室では「蚕糸業に関するはかり展」、第3展示室は旧三松屋蔵座敷となっています。
展示室の中央には、色々な「はかること」を体験できるコーナーもあり、大人も子どもも楽しめます。天秤に分銅を乗せてぬいぐるみの体重をはかる体験や、袋の重さを当てるゲームなどもおすすめです。
基本情報
- 開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:月曜日(休日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
- 入場料:大人(高校生以上)200円・子供(中学生以下)無料