石川県七尾市和倉町に本社を置く加賀屋ゼネラルフーヅは、「福幸」をテーマにした「新春おせち2025」を、加賀屋オンラインショップをはじめ、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、ふるさと納税サイトにて販売している。

能登半島地震後の支援への感謝

加賀屋グループは、プロが選ぶ日本のホテル・旅館総合第一位、創業118年となる加賀屋をはじめ、計5館の旅館を運営しているが、2024年1月1日に発生した能登半島地震により、石川県ならびに周辺エリアでは甚大な地震被害があり、2024年9月時点では、和倉温泉エリアに位置する加賀屋・松乃碧・あえの風・虹と海の4館は休館中となっている。加賀屋グループには、地震発生直後よりたくさんの心配と励ましの声が届き、勇気づけられてきたという。

「新春おせち2025」では、能登半島の素晴らしい食材を使用し、加賀屋伝統の味わいを多くの人に堪能してもらいたいという思いから、「福幸」をテーマに用意した。


加賀屋総料理長の宇小藤雄(うこふじお)氏は、「私たちは、令和6年1月1日に能登半島地震で被災をしました。皆様のご支援をいただき、少しずつではありますが、日常に戻っていることを感じています。今年の加賀屋おせちのテーマは『福幸』です。2025年は、皆さまにとって『福』から始まり、『幸せ』になっていただきたいと願い、おせち食材を一つ一つ盛り込んでおります。ぜひ、ご賞味ください。」とコメントしている。

「福幸」をテーマにした冷蔵の生おせち

加賀屋のおせちは、能登半島の里山・里海に育まれた海産物、農作物から厳選した食材をふんだんに取り入れている。また総料理長もおすすめする、国指定無形民俗文化財にも登録された「能登のいしる」というイワシやイカで作られた魚醤を用いた郷土食も味わってほしい一品だという。冷凍おせちでは味わうことができない豊かな風味を味わってもらうため、冷蔵の生おせちで届けられる。

「新春おせち2025」は2種が登場