例えば、昨年ウェブメディアに掲載されたインタビューでは、森下が生前の志村さんからコントについて「とにかくやってみろ。いつも通りで大丈夫だから」とアドバイスを受けたことを回顧しつつ、この言葉が政治の世界に飛び込んだことにつながっているかもしれないと語っていた。

「その一方で、俳優・中野英雄との関係についてはなぜか語ろうとしない。そもそも森下は、中野にスカウトされてタレントデビューし、当時は中野の妻が代表の名義になっている個人事務所に所属していたはず。要は、森下にとって中野は世に出るきっかけとなった恩師といえます。しかし、森下のウィキペディアをみても中野に関する記載は見たらず、インタビューで名前を出すこともありません。まあ、今では次男で俳優の仲野太賀がブレークでクリーンなイメージもある中野ですが、昔はヤンチャな報道も目立ったため、森下さんにとって中野との関係は黒歴史なのかもしれませんね」(同)

 ほかにも、俳優の石田純一らとともに「芸能人カレー部」を発足するなど、芸能界の“おじさん”たちからかわいがられていた森下。政界でも持ち前のコミュニケーション能力とハングリー精神をいかして活躍してほしい。