人との「出会い」があれば、同じくらい「別れ」があります。スッキリしたお別れができれば、気持ちよく新しい出会いに飛び込めるかもしれません。
未練なく人と離れるコツを、fumumu取材班が聞いてきました。
①お礼はしっかりと
「会社を退職するときや、アルバイトを辞めるときは、苦手な人でもきっちり挨拶したほうがいいと思います。相手のためではなく、自分のために。過去に退職したときに、苦手な人への挨拶を適当にして、そのまま別れてしまったことがあったんです。
そのときはざまあみろ! と思ったけど、相手への怒りや苦手意識が薄れるにつれて、『幼稚なことしちゃったな』と自分が恥ずかしくなってくるんです。お世話になったこともあったはずなのに、それに対してまったく感謝せずにさよならしてしまったんですよね。
相手よりも、自分のほうがずっと子どもだと、後からじわじわ情けなさが出てきました。かっこいい自分でいるためにも、別れるための挨拶は、しっかりするべきだと思います」(20代・女性)
②言い逃げはしない
「友達と縁を切るとき、恋人との別れ、バイトを退職するとき、学校の卒業…。別れのシーンはいろいろあるけど、共通しているのは、言い逃げはしないほうがいい! ということだと思います。
嫌いだった人に文句を言って終わらせたり、ためてきた気持ちをぶちまけて逃げたり。言わずに後悔することもあるだろうけど、気持ちを伝えたなら、相手の意見も聞くべきですよね。一方的に相手に聞いてもらってハイさよならは、相手に失礼だと思います。
怖いのは、そこで縁が切れなかった場合なんですよ。もうこれで終わりだと思っても、意外なところで縁が繋がっていて、また関わらなくてはいけない可能性もありますから。気まずい空気の中で再開しないためにも、相手を尊重する気持ちも忘れないほうがいいと思います」(20代・女性)