昨今、フリーランスがチームになる働き方が増えています。1人でできることには限りがありますが、仲間がいると可能性が広がりますよね。

しかし、一概に仲間とは言っても、お金が絡むと良からぬことを企む人もいるのだとか。

fumumu取材班が、仲間集めの注意点について、経験者たちに詳しい話を聞きました。

①仕事の領域をきちんと分ける

「フリーランスでチームを組む場合、それぞれの役割が重複しないように、仕事を始める前に取り決めをしておくことが大切です。仕事の領域をきちんと分けないと衝突したり、同じ領域を複数人で担当した場合は利益配分で揉めたりすることもあるので、注意が必要です。

Web制作であれば、コーダー、デザイナー、マーケターなど、それぞれの役割に対して1人が担当するのが理想だと思います」(20代・女性)

②契約書はしっかり作成する

「良好な関係性を築き維持するためには、契約書をきちんと作成し、担当領域や利益配分、解散する時の条件などを明文化しておくのが安心です。『仲間』とは言っても、ビジネスパートナー。あくまでも『友達』ではなく、『仕事の付き合い』ということを忘れてはいけません。

ちなみに、かつての私は契約書がなかったことで『言った言わない』の話し合いが泥沼化し、チーム解散が解散。もちろん、仕事もできなくなってしまったので断るしかなくなってしまい、信用失墜までなったことがあります」(30代・女性)