瀬戸内麦推進協議会は、10月23日(水)、瀬戸内産の大麦「はだか麦」と水だけで作った新商品「せとうちまるごと大麦ジュレ」を、公式ECサイトにて販売を開始した。
日本を代表する大麦「はだか麦」とは
「はだか麦」は日本を代表する大麦の一種。脱穀時に簡単に外皮が取れることから「はだか麦」と呼ばれている。
大麦は湿害に弱いこともあって、温暖で雨の少ない瀬戸内地方での栽培が適しており、麦みそ、麦茶、押し麦などとして生活に密着した食生活に欠かせない穀類として昔から親しまれている。
「はだか麦」は、食物繊維が豊富で玄米の約3倍、白米の約20倍を含んだヘルシーな食材。中でも水溶性食物繊維であるβ-グルカン(ベータグルカン)を摂取することにより、コレステロールの抑制、腸内フローラの改善、食後血糖値の上昇を緩やかにする(低GI食品)などの効果が期待されている。
また、日本ではアレルゲン指定原材料28品目に含まれない(※)ため、より多くの人が利用することができる。
瀬戸内育ちのはだか麦をジュレにして商品化
今回、発売したのは厳選された“瀬戸内産はだか麦”と水だけで作った「せとうちまるごと大麦ジュレ」。自然の恵みを最大限に活かし、添加物や保存料を一切使用せずに製造した商品となっている。
近年、健康意識が高まる中で「大麦」は健康食材として注目を集めているものの、日常で取り入れるにはご飯と一緒に炊くことがメインとなり、それ以外の方法ではなかなか摂取することが難しい食材であった。
一方で、「はだか麦」は大麦の中でも味に癖がなく、ほんのりとした甘みがあるのも特徴だ。
新商品は使いやすいジュレ状になっており、さまざまな料理やお菓子づくりの際に同商品を混ぜるだけでとろみ付けにもなり、料理によっては添加物の削減、置き換え効果も期待できる。
商品の詳細について
「せとうちまるごと大麦ジュレ」の価格は1個290円(税込)。公式ECサイトでは、3個セット870円(税込)〜の販売となる。