10月28日ごろから問題の動画がSNS上で拡散されて炎上状態になり、以下のような批判の声が飛び交った。

「イジりという名のいじめのような雰囲気、すごく気分が悪い。ずっと笑顔で対応している上垣アナが一番大人」
「これが後輩への愛情表現だと思ってるなら時代錯誤すぎる。今どき、容姿をイジりまくって面白いと思ってるのも不愉快」
「素人が芸人のまねごとで後輩をイジってるの、いかにもフジテレビというか、大学の嫌なサークルノリのまんまできつい」

 炎上を受けて、番組の公式YouTubeチャンネルや西山・阿部両アナのInstagramのコメント欄が閉鎖される事態に。一部では「仲間内のノリに他人が口出しすべきではない」「放送されると思ってなかったCM中のやり取りだから3人を責めるのは可哀そう」といった擁護論もあるが、批判の声が圧倒的に多いようだ。

 ベテランなのに制止しなかったとして叩かれている西山アナ、兄の俳優・生田斗真と共に「炎上兄弟」などと揶揄されている生田アナと、イジりに参加したアナウンサーたちは批判にさらされているが、その中でもダメージが一番大きそうなのが阿部アナだ。

 阿部アナは2016年から『めざましテレビ』の7代目お天気キャスターを務め、2019年から2年連続でオリコンの「好きなお天気キャスター/天気予報士ランキング」で1位を獲得。2022年4月から『めざましどようび』のメインキャスターに昇格し、着実に人気と地位を高めてきた。

 その人気の秘密は清純で天真爛漫な人柄と抜群の美貌にあり、とりわけ男性視聴者からの支持が高いことで知られている。しかし、今回の動画で「局アナに混じって新人アナの容姿をイジっていた」というイメージが広まると、印象が大きく変わってしまいそうだ。

 阿部アナといえば、2020年に週刊誌で「ナンパ目的の男女が集まる立ち飲みバーで知り合ったばかりの男性と10分近くキスをしていた」などと報じられたことがあった。多くのファンは「清純派の彼女がそんなことをするはずがない」と信じなかったのだが、今回の動画を踏まえて、ネット上では「裏の顔があるのでは……」と疑う声が強まっている。