SDGs市民社会ネットワークは、10月21日(月)、SDGsに取り組みたいすべての人に向けて、最新情報を追加した最新版SDGsの指南書『基本解説 そうだったのか。SDGs 2025 -誰一人取り残さない、我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダから、改訂版日本の実施指針まで-(以下、基本解説 そうだったのか。SDGs)』を、発行した。
全5章から構成
『基本解説 そうだったのか。SDGs』は、第一章 持続可能な開発目標(SDGs)とは?/第二章 SDGsの全文/第三章 SDGsの目標・ターゲット・指標の解説/第四章 持続可能な開発目標(SDGs)実施指針改訂版(2023/2019)/第五章 SDGs策定から7年間の取り組み状況と進捗状況で構成され、2つの特徴がある。
特徴1つ目は、SDGs採択から、2024年時点までの各ゴールの進捗状況を専門家が解説している点だ。
SDGs採択のプロセスと各ゴールの「目標」と「ターゲット」「指標」の達成状況を、SDGsジャパン加盟団体及び関係団体が専門的に解説。前半7年間の国内や国際、市民社会の取り組み状況も掲載されており、SDGsの詳細と最新課題を学びたい、大学生や高校生にとって適切な入門書となっている。
2つ目は、関連する文書を収録している点だ。
同書には、国連文章「持続可能な開発のための2030アジェンダ(以下、2030アジェンダ)」の外務省による仮訳をSDGs 市民社会ネットワークが専門的見地から一部修正した2030アジェンダ全文をはじめ、日本政府の「SDGs実施指針改訂版(2023,2019)」が収録されている。資料としても高い価値を持っているのだ。
2020年版の半額キャンペーンを開催
また、2025年版発売に伴い、2020年版を半額で購入できるキャンペーンも開始。読み比べを通して、SDGsの理念や、これまでの変遷の理解の一助になることを期待しているという。