「Allbirds(オールバーズ)」が、11月7日(木)~12月2日(月)の約1カ月間、2020年に日本に上陸して以来初となる名古屋での期間限定POP UPストアを、名古屋市中区に位置する名古屋ラシックにてオープンする。
サンフランシスコ発「Allbirds」
サッカーの元ニュージーランド代表のティム・ブラウン氏とバイオテクノロジーの専門家であるジョーイ・ズウィリンジャー氏。2人の異色のチームにより、2016年にサンフランシスコで誕生したのが「Allbirds」だ。
大きなロゴや派手なカラー、ケミカルな素材で作られた従来のシューズ製造に疑問を持ち、着目したのが、ティム氏の母国であるニュージーランドのメリノウール。ティム氏は優れたメリノウールの可能性を信じ、ジョーイ氏とタッグを組み、快適性とサステナビリティ、シンプルなデザイン性を兼ね備えた「Allbirds」を生み出した。
代表作である「Wool Runners(ウールランナー)」は、最高級メリノウールが柔らかく足を包み込むのシューズ。保温性、通気性、防臭性に優れたその快適性はもちろん、シューレースに再生ポリエステル、インソールにはヒマシ油、靴底はサトウキビから生まれた“SweetFoam”を用い、カーボンフットプリントを抑えるといった、環境配慮した徹底的なモノ作りを行ってきた。
全製品にカーボンフットプリントを表示
ちなみに、カーボンフットプリントとは、製品を作るために排出されたkg CO₂eのこと。あらゆる温室効果ガスの排出量を、CO₂の排出量に換算したものだ。
「Allbirds」では2020年4月より、全製品においてカーボンフットプリントを表示。製造過程における排出量ゼロを目指すと共に、食品のカロリー表示のように、「地球のためにCO₂e排出量を知る」が当たり前の世の中をつくるとしている。