バイクも屋根のないところに停めていたので、土砂降りが続くなか「道の駅 大谷海岸」へ移動した。そして、道の駅に着くと雨が止んで、嵐が過ぎ去ったのであった。道の駅の目の前には海岸があり、長靴だったので浅瀬まで入ってみる。いつもと視点が異なって楽しい。裸足じゃなくても長靴なら海に入れるんだ、と妙な気づきを得ることもできた。雨のおかげで。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
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