8月には、森本慎太郎が女優の森川葵との熱愛を「週刊文春」(文藝春秋)にスクープされた。タイ旅行から帰ってきた直後に空港でツーショットをバッチリ撮られており、双方の事務所は交際の事実を認めていないものの、かなり言い逃れが厳しい状況だった。それに加えて、2人が「匂わせ」をしていた疑惑も浮上し、森川の公式SNSが宝石の絵文字(※ファンの間でSixTONESを意味する)を使ったことで炎上するという余波もあった。

 これを受けて、SNS上では「担降り」を宣言するファンが続出。ソフト売上などにも影響が出るのではと懸念されていたが、その心配は的中してしまったようだ。ネット上では、売上低下について以下のような厳しい声が飛び交っている。

「恋愛するなとは言わないけど、アイドルとしてファンを失望させない努力は大事。それを怠ったらファンが離れて売上が落ちるのは当たり前」
「SixTONESは『俺たちは他のアイドルとは違う』って意識が強くて、あえてオープンにしている感じがする。それが余計にファンにとってつらい」
「熱愛で冷めたというより、その後の対応やファンへのフォローのなさで冷めた人が多いのでは。ファンとしっかり向き合わなかったら、アイドルグループとしての発展は難しいと思う」
「右肩上がりだった売上がガクッと落ちて過去最低。マジでメンバーの意識とか方向性、この機会に考え直してくれ」

 同じようなケースとしては、なにわ男子が昨年8月から同11月にかけて西畑大吾、長尾謙杜、高橋恭平に女性絡みのスキャンダルが立て続けに噴出。以降、50万枚以上を連発していたシングルの初週売上が30万枚台に急落するなどし、大きく勢いが低下したことで「スキャンダルの影響」を指摘する声が相次いだ。

 来年、CDデビュー5周年とグループ結成10周年を迎えるSixTONES。このままだと記念すべきアニバーサリーイヤーにも深刻な影響が出かねない。同時デビューしたSnow Manは変わらず快進撃を続けているが、SixTONESはなんとか勢いを取り戻すことができるのだろうか。