◆新しい彼女からの電話
するとその数日後、なんと例の彼女からLINE電話がかかってきたそう。
実は、涼子さんの置いて行った指輪の存在を政樹さんは知らないため、黙っていれば彼女に害が及ぶことはないと思いましたが…万が一の時のことを考えて2人はLINEの交換をしていました。
「彼女も政樹にモラハラの片鱗を感じることがあり、政樹の間違いを指摘してみたところ、間違いを認めるどころか逆ギレされたので、その場で振ってやったって言うんですよ。それでもしつこく駅まで追いかけられて『ごめんなさい!もう絶対にしないから』と謝られたけど、私の話を聞いていたのでそんなの信じられないと思ったそうなんです」
そして「涼子さんのお陰で容赦なく別れることができました」とお礼を言われたそう。
「正直、彼女が政樹から酷い目に遭わされる前に別れてくれてホッとしてしまいました。まぁ、もしかしたら彼女には本気だったので深刻に態度を改めたいと思っていたのかもしれませんが」