◆難関私立卒・外資メーカー勤務の年上彼氏
「難関私立のM大学卒の健治さんは、中高からその大学の付属の学校に入学した理系のエリートで、いまは外資の某メーカーに勤めています。イケメンというわけではないですけど、学生時代はテニスをやっていたそうで見た目はさわやかなスポーツマン。私の理想の結婚相手に条件ぴったりで、博学で知的な彼にすぐに惹かれていきました。恋愛遍歴を聞いたところ、歴代彼女は4人いて、非モテだったわけでもチャラかったわけでもないようです」
周囲に羨まれそうな「ハイスペ年上彼氏」との交際。付き合って8ヶ月後には、健治さんから「結婚しよう」とプロポーズされ、幸せ絶頂だったそうですが……。
「あれ? と思い始めたのは、私の父親が12歳差にちょっと難色を示しているということを、彼に伝えてからでした。今のご時世、一回り年上なんて珍しくもないと思うし、私は一切気にしてなかったんですが、父は価値観がアップデートされてない古いタイプの人だから、彼がアラフォーになっても結婚していなかったことを指摘してきたんです。……で、そのことを彼に伝えてから、私の両親への挨拶の日取りが全然決まらないんですよね(苦笑)」