結婚間近ともいわれていた俳優の竹内涼真とモデルで女優の三吉彩花が、今年に入ってから破局していたと報じられた。芸能人カップルの破局はよくあることだが、今回は2人そろって大きなイメージダウンとなっているようだ。

 竹内と三吉は2020年5月に週刊誌で熱愛をスクープされ、その時点で半同棲状態と報じられた。交際発覚から1年ほどで「竹内は三吉を実家に何度も連れていっている」「周囲に結婚すると話している」として結婚説が浮上。以降も幾度となく「ゴールイン間近」と騒がれていた。

 ところが、今月27日付の日刊スポーツが「竹内涼真と三吉彩花が破局 交際報道4年『結婚秒読み』も互いに多忙極め今年に入り決断か」と破局を断定する報道。記事によると、2人は静かに愛を育んでいたそうだが、今年に入ってから関係を解消したという。互いに映画や配信ドラマなどの話題作への出演が相次ぎ多忙を極めており、双方とも仕事を優先していく決断をしたとみられているようだ。

 これだけなら数ある芸能人カップルの破局のひとつでしかないが、彼らの交際には「特殊な経緯」があった。

 竹内は三吉との熱愛が発覚する直前まで、「ビズリーチ」のCMでも知られる女優の吉谷彩子と約3年にわたり交際し、同棲状態だと伝えられていた。当然、竹内は三吉と交際する前に吉谷と別れているのだが、同棲していたマンションに吉谷の荷物が残っている状態で彼女を一方的に追い出し、身ひとつで放り出された吉谷は友人宅やビジネスホテルを転々としていると伝えられた。しかも、吉谷は生活費などを100万円近く立て替えていたといい、それをめぐり金銭トラブルも起きているとされた。

 吉谷との破局と三吉との半同棲開始が同じ2020年4月ごろだとされているため、竹内は「二股」や「乗り換え」を疑われることに。さらに、三吉も「略奪愛」疑惑に見舞われ、女性層を中心に批判が相次いだ。

 悲劇のヒロインとして世間の同情を集めた吉谷だったが、今年1月に俳優の秋元龍太朗との結婚を発表。経緯はどうあれ竹内と三吉も交際順調とみられていたため、騒動の記憶が薄れて徐々に批判が和らいでいる印象があった。