上司や先輩からのセクハラ発言。自分なりにNOの姿勢を示しても、察してくれる人ばかりではありませんよね。時代遅れのセクハラ発言をする相手に、どう対処すればいいのでしょうか?
fumumu取材班が、自分を守るために覚えておきたいことを聞きました。
①笑わない・反応しない
「相手は、とにかく反応してほしいんですよ。笑ってくれたらラッキーだし、中には相手の嫌がる姿を見て楽しむタイプもいます。
単純に性格が悪いんですよね。反応を見て言葉を選ぶ人は、そもそも最初からセクハラなんてしません。大人になってから性格を改善するのは大変だし、こちらが手助けする義理もなし。セクハラ発言は黙ってスルーが一番です。
会話にセクハラ発言が混じったタイミングで、サッと無言になるんです。しかも真顔でね。相手が『なんで黙るの?』と聞いてきても、それにも答えなくてOK。相手も自分の発言が職場にふさわしくないことは薄々わかっているから、強くは追求できないですよ」(20代・女性)
②職場に味方を作る
「職場のセクハラと、ひとりで戦うのはしんどいと思います。私も過去に上司にやられましたけど、ひとりで悩んでいたときは追い詰められてしまって…。退職するしかないかもと思っていました。
限界がきて先輩に相談したら、私がそこまで嫌がっていると気づいていなかったみたいなんです。先輩がいろいろ動いてくれたのか、それからは上司と私がふたりきりにならないように、複数の人が配慮してくれました。
その上司は今も職場にいるけど、職場に味方がいると思うと心強くて、今は『辞めるならそっちが辞めたら?』と思えるまでになりました(笑)。
セクハラ発言をする人も、職場で孤立するのは避けたいだろうし。周りから白い目を向けられていることに気づけば、多少はおとなしくなるんじゃないでしょうか」(20代・女性)