マイホームの購入は、人生の一大イベントのひとつ。
高額な買い物である分、購入を失敗すると、大きく後悔するものです。
しかも住宅の広告は、良い部分ばかりが目立つように書かれているので、いいイメージを持ったまま購入してしまい、あとから「こんなはずでは……」となることもありそう。
本記事では、マイホームを購入して失敗した経験をもつ女性の赤裸々エピソードを紹介します。
◆子どもが大きくなりマイホーム購入を検討するように
愛知県に住む佳子さん(仮名・42歳/パート勤務)は、夫(43歳/会社員)、長男(10歳)、長女(8歳)の4人家族。
子どもが大きくなってきて、住んでいる賃貸の家が狭く感じたことから、マイホームの購入を検討するようになりました。
そこでマイホームを購入するために、週末は家族でハウジングセンターや、モデルハウスを梯子するように。
結果的には、桜並木にあった建売物件を見て「ここなら、毎年家で花見をしながら過ごせるかも」と感じて、佳子さん一家は購入を決意したそうです。
しかし、この決断が正しかったのか、それとも後悔する羽目になったのかは、実際に住んでからのちのち知ることとなりました……。
◆息子の笑顔に喜んだのも束の間……
物件を購入後は、お部屋も綺麗で、快適に過ごせていたそうです。
長男も、自分の部屋ができて、とても嬉しそうだったとか。長男の笑顔を見て、佳子さんは「本当に家を購入して良かった」と感じたそうです。
物件を購入してしばらく経ったころ、ある問題が起こります。
物件の周囲にある桜並木は、桜の名所としても有名な場所でした。桜が咲くと、家の周囲が観光地となるため、車を出すのが大変だったそうです。
夫は通勤に車を利用していましたが、桜の時期になると、平日でも朝から人が多く賑わっているそう……。結局車を使用せず、バスと電車を駆使して会社に行かなければなりませんでした。