◆職場でできた彼氏とは、ほぼ身体だけの関係だった

アヤさんは今の職場が3社目。高校卒業後に就職した以前の職場で彼氏はいたものの、「職場には付き合っていることは内緒にしよう」と言われていました。

たしかに冷やかされるのは嫌だし、初めは職場に隠すのにも一理あると思いました。でもバレたくないことを理由に、二人での外出や仕事帰りの食事などもほとんどなく、ただ肉体関係だけを求められたそうです。

やがてアヤさんの転職で連絡頻度は減り、自然消滅。それ以降、10年ほど彼氏はいません。

◆いつもドタキャンされたり5分で帰られたり

転職してからは、新しい職場に慣れることに精一杯な日々。たまったストレスを趣味の観劇やライブに行くことで発散していたら20代が過ぎていました。

カフェでスマホを見る男性
20代後半から有名なマッチングアプリにいくつか登録して、彼氏探しをしていたアヤさん。リアルで会った男性は何人もいますが、ドタキャンされたり5分で帰られたりとあまりいい思い出はなく、2回目のデートをした人は1人しかいません。

その男性は前向きでコミュ力も高く、趣味の話も合うと思ったそうです。ところが、待ち構えていたのは予想外の残念な展開。

◆唯一、2回目のデートに進んだ彼の正体は

2回目デートは彼の友人たちも含めてのBBQイベントでした。そこで「今の労働を続けても豊かになれないよ」と説得され始めます。アヤさんはネットワークビジネスの勧誘だと気が付き、コンビニに行くと言ってその場を出て逃げてきたそうです。

過去には婚活パーティーで知り合った男性から、副業セミナーを持ちかけられたこともありました。わりとこういう勧誘に遭遇するというアヤさんは、私にこう言いました。

「男運がなく、男を見る目がない。どうしたら男を見る目を磨くことができますか?」

ですが彼女に欠けているのは明らかに“男を見る目”ではありません。

◆「だらしないし、メイクも下手」男を見る目以前に自分を磨け