サンダルで歩くことが増える季節、水虫になるリスクも増えそうです。fumumu取材班は5月20日に行われた「“爪の健康”に関するプレスセミナー」に参加し、爪に感染する水虫についてお話を伺いました。

■6人に1人は足にトラブルが

裸足になる季節「つめ水虫」に注意! 感染しやすい場所はプールよりも“ジム”
(画像=『fumumu』より引用)

水虫は、白癬(ハクセン)菌というカビが感染した病気です。足にかかる水虫は、足水虫と、つめ水虫の2種類があります。日本人の約6人に1人は足水虫か、つめ水虫にかかっているとの調査結果も。

裸足になる季節「つめ水虫」に注意! 感染しやすい場所はプールよりも“ジム”
(画像=『fumumu』より引用)

足水虫はかゆくなるのに対し、つめ水虫はかゆみがでません。主な症状は爪が、白や黄色に濁る、ボロボロになる、厚くなるなどです。靴を履くと痛むことも。つめ水虫は日本人の約13人に1人がかかっていると言われています。

■感染しやすい場所は「家とジム」

裸足になる季節「つめ水虫」に注意! 感染しやすい場所はプールよりも“ジム”
(画像=『fumumu』より引用)

あたご皮フ科の副院長であり、日本臨床皮膚科医会会長の江藤隆史先生のお話によれば、とくに感染しやすい場所は家やジムだそうです。つめ水虫の白いカビの粉が舞ってしまい、足に付着することで感染につながります。

水虫は英語でアスリートフットと言い、海外では裸足になる機会が少ないため、ジムで感染することが多いためだそう。

プールやお風呂でもうつりしそうでが、江藤先生によれば「水の中では感染しない」のだとか。ただし足拭きマットは要注意。他にもスリッパもやサンダルも、感染リスクがあります。飲み屋にあるサンダルにも、注意したほうがよいのかもしれません。

つめ水虫は年齢を重ねるほどかかりやすく、糖尿病などの持病を持っている人、免疫が落ちている人もかかりやすい病気です。