えみ:私に対する誹謗中傷もありますけど、応援してくださる人たちもたくさんいます。同じ気持ちを分かち合える人が必ず集まってくると伝えてくれたかいちゃんの思いは「ほんまやったな」って。年の差があっても、いわゆる「普通の夫婦」と同じように過ごせますよと、メッセージを発信できていて充実しています。
◆長文のアンチコメントも…
――実際、YouTubeチャンネルにはどのような反響がありますか?
えみ:私たちに対してはもちろん、コメントを通した視聴者のみなさんの交流もありますね。年の差があるカップルや夫婦が語り合えるコミュニティとなっているのはうれしいし、みなさんのためになればと思い、頑張っています。
――ただ、アップされた動画「【年の差夫婦】抱えきれなくなったので公開します」にあったように、アンチコメントも寄せられているそうですね。
えみ:何度「辞めようか」と思ったか分からないほど、私に対するアンチコメントやヘイトが来るんです。「おばさんで草」のようにライトな誹謗中傷はヘッチャラなんですけど、なかには長文で、グサッと来るコメントを書かれる方もいます。おそらく私と同世代の女性から「あなたは結婚もされて、お子さんも育てて、すべてを手に入れたかもしれないけど、旦那さんは自分のお子さんを育てられないし、子育てを知らないまま、若い芽を摘むようなことをいい年した大人がするべきではない」というコメントをいただいたこともあります。
◆「1つのアンチコメントよりも…」
――説教臭いというか、おせっかいというか……。
えみ:おっしゃる意味はわかるんです。でも、私たちは何度も夫婦で話し合って乗り越えてきたし、それでも時間を巻き戻すかのような、後ろ向きなコメントにはやはり心がやられますね。メンタルが弱いので、じっくり読んでいると心が折れてしまうし、かいちゃんから「1つのアンチコメントより、100の応援コメントを見たほうがいい」と励まされるうちに、少しずつ受け流せるようにはなってきました。